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2023.03.10

季節の変わり目にご注意を❗️「春の体調不良の予防と対策」

春は日々の寒暖差や気圧の変動が大きい季節です。

皆さんは、春になると「やる気でない」「頭痛がする」

「日中眠くなる」などといった経験はないでしょうか❓

このような症状は、自律神経の乱れによって引き起こされています。

春の不調の原因とその予防についてお伝えします。

★自律神経とは

2つの神経(交感神経と副交感神経)がバランスをとりながら、

私たちの身体の働きを調節しています。

交感神経❗️

◉主に日中、活動している時や緊張している時、ストレスを感じている時に働きます。

◉心身を活発にする神経です。

副交感神経❗️

◉主に夜、眠っている時やリラックスしている時に働きます。

◉心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経です。

★春の不調の原因とは❗️

1.激しい寒暖差

寒暖差に対応するため、交感神経が活発に働きます。

そのため、たくさんのエネルギーが消費され、疲れやだるさを感じやすくなります。

2.めまぐるしい気圧の変化

低気圧と高気圧の入れ替わりが頻繁に起こるため、自律神経の切り替えが

うまくいかなくなります。

低気圧の影響で酸素濃度が下がり、日中の眠気や体のだるさを感じやすくなります。

3.日照時間の変化

日照時間が長くなり、朝早く目が覚めたり、夜更かしをする事が増え、

生活リズムが崩れやすくなります。

4.生活環境の変化

卒業や進学、就職や転勤など、緊張感を感じることで、自律神経が乱れます。

5.花粉症

花粉症は、花粉から体を守ろうとする防衛反応が過剰になっている状態です。

免疫機能が過剰に活動している状態になるため、それより体力が低下し、

眠さや体のだるさを感じます。

★予防と対策❗️

1.食事は欠食なく、バランスよく摂りましょう

食事をとると、消化のために副交感神経が活発に働き、

体はリラックスモードになります。

偏った食事は自律神経のバランスを乱すため、バランスの良い食事が大切です。

2.こまめに体を動かしましょう

運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。

歩幅を広げる、綺麗な姿勢を意識して過ごす、こまめに動く、階段を使用するなど、

日常生活の動きを変える工夫をしてみましょう。

3.入浴はシャワーだけでなく、湯船につかりましょう

副交感神経が働き、自律神経のバランスが整います。

約38°Cのお湯に15分程入浴すると効果的です。

4.睡眠をしっかりとりましょう

スムーズで深い眠りを誘うためには副交感神経が働き、

心身をリラックスさせることが重要です。

就寝前に目元や首元を40°Cくらいの蒸しタオルなどで温めると、

睡眠の質も良くなり効果的です。

5.衣服で温度調節をしましょう

朝晩と日中の寒暖差が大きいため、温度変化に体を適応させるために、

衣類による温度調節が必要不可欠です。

マフラーやカーディガンなどを上手に取り入れましょう。

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